墓じまいの料金の相場は?適切な料金の墓じまい業者に依頼しハイクオリティな仕事をしてもらおう!

墓じまいをする際には、その料金がどのくらいかかるのか、相場を知ることが重要です。墓じまいの料金相場を知ることで、適切な業者選定に役立ちます。

あまりに料金が相場よりも高すぎる墓じまい業者を選ぶのはリスクがあります。しっかりその料金について内訳を考えていただき、相場に見合ったサービスを提供する墓じまい業者を探すための指標にしていただければと存じます。

それでは墓じまいの料金相場について説明していきます。

墓じまいの料金相場を知る前に墓じまいの工程、ステップを知っておこう

まず一言で墓じまいといっても、いくつかのステップに分かれることを知っておきましょう。墓じまいにはいくつかの工程があり、それぞれで料金が発生します。

今あるお墓を墓じまいする工程

墓じまいしするお墓に関する工程です。勝手にお墓を撤去することはできず、一定の作業、儀式が必要になります。

今お墓を管理しているお寺、墓地へのお礼

墓じまいするお墓を管理しているお寺や墓地については以下のような工程が必要になります。

お寺へのお布施

墓じまいも立派な宗教儀式です。墓じまいを執り行う法要を寺院に依頼しなければなりません。当然、そこではお布施(費用)がかかります。

ご遺骨を取り出す際には、現在のお墓にある御霊を移すための「閉眼供養(へいがんくよう)」という儀式を行う必要があります。お布施の金額は、通常の法要と同程度で構いませんが、寺院によって異なることがあります。

離檀料(りだんりょう)の支払い

お墓がお寺、寺院にある場合にのみ発生します。お墓がなくなるので、そのお寺の檀家でもなくなります。

そのため、檀家を離れるために寺院へ費用を支払います。地域性やお寺のお考えによっても異なるので、全国統一された風習ではないかもしれません。

離檀料は通常の法要などで支払うお布施の2~3倍程度が目安とされています。法律で定められた費用ではありません。

この離檀が墓じまいのトラブルで多い工程になります。離檀料の相場がないので、お寺から非常に高額の離檀料を請求されることがあります。宗教儀式に関わるものであり、戒名と同じようにお寺の「言い値」を受諾せざるを得ない場合も多いようです。

ある意味墓じまいは「縁切り」なので、こちらが強く出てもいいのですが、そのためには弁護士などを立てる必要があります。

なかなかお寺にも相談しにくい類のお金ですので、墓じまいの専門業者に相談してみるのも良いでしょう。

墓石を撤去し、移送する

物理的に今あるお墓を墓じまいするための費用です。お墓を壊し、石材店に依頼することが多く、墓石の大きさや数、撤去の難易度によって費用が変動します。

お墓を撤去した後は、納骨されている遺骨を取り出し、新しいお墓へ移送する費用が掛かります。遺骨を普通の宅配業者へ持って行ってもらうわけにはいきません。

しっかりした業者に依頼し、お骨をしっかり取り扱い、神聖な雰囲気の中で移送することが求められます。

新しいお墓の準備

古いお墓を墓じまいした後、新しいお墓へ納骨する際にも費用が発生します。物理的にお墓を作る費用や納骨にかかる費用の他、新しい墓地へ心づけと言いますか、お礼も支払います。

新しいお墓の準備はスタイルによって違う

新しいお墓と言ってもいくつか種類があり、それぞれ料金も変わってきます。

  • 一般墓所:新しいお墓を作りそこに墓じまいした後のお骨を納めます。今あるお墓に移すもとも含めます。
  • 永代供養墓:永代供養用のお墓に埋葬します。共同墓地ならば料金を安くできます。
  • 納骨堂:共同墓地などにある納骨堂にお骨を移します。「○○家の墓」ではないので料金を安くできます。
  • 樹木葬:墓石の代わりに樹木を墓石に見立てて埋葬します。とはいえ埋葬するのですから、しっかり管理された樹木葬用の木です。その辺りの木の下に納骨することはできません。ペットを埋葬するのとはわけが違います。
  • 散骨:お骨をどこかに散骨します。実は散骨は埋葬に該当しないので許可はいりません。しかし、散骨したことで気分を害する人もいます。業者などと相談し、苦情が出ない場所で散骨するようにしましょう。
  • 手元供養:墓じまいしたあとのお骨を手元で保管します。新しくお墓や納骨堂はいりませんが、家族の同意が不可欠になります。また、根本的な解決にはなりません。いつかは家族も亡くなりお墓に入るからです。

新しいお寺へのお布施

改葬先の納骨法要をお寺、寺院に依頼する際の謝礼です。ご遺骨を取り出すときに一度「魂抜き」をしているため、改葬先で「開眼供養(かいげんくよう)」として魂を入れる儀式を再度行う必要があります。

墓じまい後の改葬先が共同墓地や市民墓地の場合はこれらについて不要なことがあります。しっかりしたお寺に改葬する際にはさらにお坊さんなどに謝礼を支払わなければなりません。

行政等の手続き

墓じまいの行政手続きやお墓の管理者へ支払う事務手数料です。墓じまいは勝手にできません。遺骨を別の場所へ移すため、埋葬について行政の許可が必要になります。

事務手数料なので、料金自体はそれほどかからず、全国で料金相場に大きな違いはありません。

墓じまいの行政手続きに際しては以下の書類を取得します。

  • 埋蔵証明書(埋葬証明書)…その人の骨が埋葬されていることの証明書です。今のお墓を管理しているお寺や寺院、墓地などから取得します。
  • 受入証明書…墓じまい後に骨を移す新しい納骨先から取得します
  • 改葬許可証…埋蔵証明書と受け入れ証明書をあらかじめ取得した後自治体から取得します。これで改葬=墓じまいが公的に許可させることになります。

墓じまいの料金相場を解説

墓じまいの料金相場は30万円~300万円まで差があります。これは墓じまい業者によっても差がありますが、それだけではなく何の工程を墓じまい業者に依頼するかでも変わってきます。

墓じまいの工程すべてを一括して墓じまい業者にアウトソーシングするのか、必要なステップのみをお願いするのか、どのように墓じまいするのか、料金相場も考えて決めて下さい。

墓じまいの料金の相場は以下になります。

ステップ 墓じまい料金相場
今あるお墓の墓じまい お寺へのお布施 3万円~10万円
離檀料 無料~20万円
離檀交渉 必要な場合弁護士費用
墓石撤去、遺骨の移送 20万円~
新しいお墓の準備 一般墓地 80万円~250万円
永代供養 5万円~150万円
納骨堂 10万円~150万円
樹木葬 20万円~80万円
散骨 5万円~70万円
手元供養 数百円~50万円
お寺へのお布施 5万円~10万円
行政等の手続き 数百円~1,500円

墓じまいの主要な工程である「墓石撤去、遺骨の移送」ですが、今ある(墓じまいしたい)お墓の場所によって高くなります。当然、地方、へき地、山岳部にお墓がある場合高くなります。

施設の通路が狭く、重機が墓地に入れない場合、お墓が山奥にあり、工事に手間がかかる場合、一区画に多数の石碑があり、複数の墓石を撤去しなければならない場合などはお墓の撤去費用が高くなります。他人の墓石を傷つければ大変なことになります。

事故を起こさず、しっかり墓じまいを完成させるためには、単に安いだけではダメなのかもしれません。しっかり墓じまいのクオリティと料金相場の釣り合いを考えてください。

墓じまいの費用がない場合どうする?

いくら墓じまいを安く完了させようと思っても、数十万円はかかってしまいます。墓じまいを急いで行う必要がなければ無理にしなくても良いのですが、今後の人口減少や人材不足もあり、早いうちにやっておきたいという方もいるかもしれません。

墓じまい費用については、自治体で独自の「墓じまい補助金」を出しているところもあります。お住まいの、あるいはお墓のある自治体に問い合わせてみてください。なお、補助金なので、事後払い(後払い)になり、墓じまいが完了してからの支払いになります、条件を満たすことが必要なので、注意してください。後払いなので、墓じまいの時点では自己資金で支払います。

もう1つ「メモリアルローン」を借りる方法があります。メモリアルローンは、墓じまいや改葬、墓石の購入・修繕など、墓地関連の費用を賄うための融資です。

メモリアルローンの利点として、一度に大きな支出を避けることができる点や、無担保で利用できる場合が多い点が挙げられます。また、利用目的が明確でかつ公的なものなので、他の融資に比べて金利が低めに設定されていることもあります。

とはいえ可能なら融資を受けずに墓じまいを実行したいもので、そのためには料金相場から著しく高い墓じまいにならないように、なるべく安価でしっかりした墓じまいを実行してくれる墓じまい業者を選ぶべきです。

墓じまいの料金相場よりも安く確実に行いたい場合「わたしたちの墓じまい」がおすすめ!

このように墓じまいの料金相場は低くて30万円、高いと300万円を超えるケースもあります。非常に費用負担があり、墓じまいの必要性はわかっていてもなかなか実行に移せないということもあるかもしれません。

そこで格安で、かつクオリティの高い墓じまいを実現する「わたしたちの墓じまい」おすすめします。

「わたしたちの墓じまい」は下記の各工程を業界最安値でサービス提供します。特に高額の費用を請求されかねない離檀交渉については、専門の弁護士もいるため安心できます。

離檀交渉代行も行いますのでご安心ください。

「わたしたちの墓じまい」の料金相場は以下になります。

墓じまいのステップ 「わたしたちの墓じまい」の料金相場 内容
お墓の撤去 13万円(税込:14.3万円)~ 墓石の撤去、土台の解体、石の処理、遺骨の取り出し。サイズが大きくなれば平米あたりが割安になります。
離檀代行 12万円(税込:13.2万円) お寺から高額な離檀料を請求された場合などは、弊社提携弁護士のサポートが受けられます。
行政手続きサポート 3万円(税込:3.3万円) 改葬の手続きに伴う書類作成をサポートいたします。
永代供養 3万円(税込:3.3万円)~ 永代供養(遺骨整理先)を紹介します。散骨から樹木葬まで幅広くご用意。
仏壇の撤去 3万円(税込:3.3万円)~ 墓じまいと同時に仏壇や神棚を撤去します。大型サイズでも上限は12万円です。

必用な工程のみを依頼できるため、30万円かからず墓じまいできることもあります。各サポートには専門家、ベテランスタッフがいますのでご安心ください。

はじめての墓じまいの方も安心して利用できます。

まず「わたしたちの墓じまい」までお問い合わせいただき、見積もりを出させてください。それをもとにご判断ください。

他社よりも高い場合、他社の見積もりをお見せいただければお勉強させていただきます。

何卒よろしくお願い申し上げます。