久保山墓地の墓じまいなら 鳳鵬石材 / 墓じまい・墓撤去・石材店・格安

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サービス内容

墓石の撤去
99,800円~
行政手続き
30,000円
永代供養
40,000円~

わたしたちにおまかせください

スタッフ紹介

  • 高木

    高木

    この道18年、墓じまいのプロフェッショナル。お見積りから書類代行や施工手配までお客様を一生懸命フォローしてまいります。永代供養先のご紹介もお任せください。

  • 山本

    山本

    お客様の大切なお墓を丁寧に供養いたします。分からない事があればなんでも聞いてください。施工には年間70件ほど立ち会っていますのでお墓を見れば一瞬で石の素材と造りが分かるのが特技です。

  • 竹下

    竹下

    見習い期間を経て2018年からようやく一人前の墓じまい職人になりました。ご遺骨のひとつひとつを丁寧に取り出して新しい供養のかたちを提案いたします。行政書類の代行手続きを得意にしています。

お客様の声
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    加藤様 長野県

    子どもが娘しかおらず、嫁いでいるため負担を掛けたくないと思い墓じまいを考えていました。そんな矢先御社を紹介していただき、墓じまいサービスを利用しました。スムーズに行っていただき、無縁墓にもならずに済んだのでとても助かりました。ありがとうございます。

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    井上様 奈良県

    私自身は特にお墓にこだわりは無く、あまり考えていなかったのですが、妻や子どもたちのために墓じまいのパンフレットと費用を見て、この際と思い決心しました。ありがちな追加の費用等もなくテキパキと処理をしていただき本当に良かったです。

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    高橋様 熊本県

    諸事情により墓じまいをし、お骨は海へ散骨しました。はじめは躊躇もありましたが、親戚の中にも賛同してくれる者もおり、時代が変わりつつあることを感じた次第です。親切に丁寧に対応していただき、また海への散骨も大変に良い形で行うことができました。

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    山村様 岡山県

    実家の墓の将来を漠然と案じており、御社のHPから問い合わせをしてみました。お墓が不便な場所にあるので金額的なことなど色々不安を持っておりましたが、思った以上の良心的な金額で、親切に対応していただけてスムーズに墓じまいを終えることができました。

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    大川様 長野県

    墓が不便なところにあるため、移動するか墓じまいをするか、悩んでいました。私自身、足腰が弱くなってきてしまい、墓参りも億劫になっていました。身内と相談し、墓じまいをすることにしました。親切丁寧に対応していただき、お願いしてよかったと思いました。

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    高嶋様 高知県

    お寺の檀家でしたが、維持費が高いのが悩みでした。今後、子どもや孫の負担になるのではと思い、共同墓地にすることに決めました。家族も賛成してくれて、悩みも解消されたので、気持ちが楽になりました。

久保山墓地の概要

久保山墓地は、横浜市によって運営されている市営霊園です。自治体が運営している霊園であるため非常に安定感のある運用が望めます。
実際、久保山墓地は明治7年から運営されており、2021年現在147年の歴史を持っています。
また、その規模は横浜市で最大規模を誇り、広大な墓地にさまざまなお墓が並んでいます。加えて「霊園」でありながら、火葬場や納骨堂も併設しています。

納骨堂と墓地を比べたとき、「どちらかだけが良い」といえるものではありません。ただ、納骨堂の場合はどのような天候のときでも通うことができるというメリットがあります。しかし使用料と管理料は納骨堂の方が高いという特徴があります。なおこれは「合祀」ではなく「個別で納骨堂を利用した場合」の話ですから、合祀にした場合は墓地よりも金額が安くなる傾向にあります。
久保山墓地は自治体による公営の墓地です。そのため、信教の自由に基づき、どのような宗教・宗派でも受け入れています。宗教の別なくどんな人でも入ることができるのも特徴です。
ただし、これは久保山墓地に限ったことではありませんが、市営墓地はいわば「住民サービス」の一環として墓地が提供されているのでここに入れる人・ここに入るために応募できる人には制限が掛けられています。

応募条件

久保山墓地へのアクセス

公営の霊園のなかには通いにくいところもありますが、久保山墓地は立地にも恵まれています。
より正確にいえば、「交通の便が整っている」といえます。
久保山墓地の場合、京浜急行の「黄金町駅」およびJR横須賀線「保土ヶ谷駅(ほどがやくえき)」からバスが出ているからです。
「久保山霊園前」という行先が書かれているバス(黄金町の場合は「保土ヶ谷区車庫行き」、保土ヶ谷区駅の場合は「日本大通り県庁前行き」もしくは「関内駅北口行き」)に乗れば、久保山墓地の前まで連れて行ってもらえます。

ただし、久保山墓地の場合は墓地に駐車場はありません。そのため、公共交通機関の利用がほぼ必須となります。

特徴

ここからは、より詳しく久保山墓地の特徴について見ていきましょう。
著名な人のお墓がある
久保山墓地には多くの著名人が葬られています。
児童文学者にして翻訳家、評論家として知られる村岡花子さんもそのうちの1人です。彼女の名前自体には聞き覚えがない人であっても、「赤毛のアンを翻訳した人」といえば分かるのではないでしょうか。

東洋英和女学校に10歳で入学した彼女は、当時まだ遠い国の物語であった赤毛のアンを翻訳し、日本に広めました。また、有名な「クリスマス・キャロル」の翻訳も手がけました。75歳で亡くなった後、彼女は久保山墓地に葬られ、そこで最後の時間を過ごしています。

内閣総理大臣を務めた吉田茂さんもまた、久保山墓地で眠っています。さまざまな議題を起こし、また歴史を変えることにもまった対日平和条約・日米安保条約などに調印した総理大臣であり、8年間の間に5次の内閣を組織しました。
89歳の年に亡くなりましたが、初めは青山に埋葬されていました。現在は改葬され、久保山墓地で過ごしています。
各区画の募集状況と金額
久保山墓地は、「納骨堂」と「墓地」に分けられています。いずれも非常に現代的なつくりをしています。

まず1つめは、「自動搬送式納骨施設」と呼ばれるもの。これは、受付でカードを使うとご遺骨が入った厨子が出てきて、それに手を合わせることができるというものです。非常に現代的な作りをしているのが特徴です。使用料は、30年間で48万4,000円、管理費用は1年で9,900円です。

もう1つが、「合葬式納骨施設」と呼ばれるものです。これはシンボルツリーを設けて、その下に納骨施設をおいたものです。実際に手を合わせるのは地上にある献花台に対してとなります。これは、ご遺骨お1人様につき12万1,000円の使用料がかかりますが、これで60年間保持してもらうことができます。また、管理費用は使用料に含まれています。長く見てもらえることが特徴です。

久保山墓地(地上)の場合は、土地の使用料として20万3,000円~27万5,500円を支払います。土地の使用許可を得るわけですから、この土地はずっと使い続けることができます。
ただし、管理料は1年で5,000円かかります。また、これはあくまで「土地の使用料」ですから、実際にはここに墓石を置くための費用がかかります。
納骨場所
使用料
管理費用
自動搬送式納骨施設
48万4,000円(30年間)
9,900円(1年あたり)
合葬式納骨施設
12万1,000円(ご遺骨お1人につき/60年間)
使用料に含まれる(60年分)
久保山墓地(地上)
20万3,000円~27万5,500円
5,000円(1年あたり)
出典:健康福祉局環境施設課(横浜市)「令和2年度 市営墓地等使用者募集について」
久保山墓地の歴史
久保山墓地は非常に長い歴史を持っています。明治7年にひらかれた墓地であり、数多くの人を受け入れてきた土地でもあります。関東大震災などの被害者、あるいは戦争の戦死者なども多く眠っています。また、公営墓地であるため、無縁仏の受け入れも行っており、多くの人がこの墓地で安らぎを得ています。

なお、青山霊園などのよく知られた墓地も、久保山墓地とほぼ同じくらいの歴史を持っています。

久保山墓地(くぼやまぼち)は、神奈川県横浜市西区元久保町にある、横浜市営の墓地。隣接して入り混じっている寺院管理の墓地も総称して久保山墓地と呼ばれている。
巣鴨拘置所で絞首刑となったA級戦犯7名[1]が秘密裏に火葬された久保山斎場や、葬儀式場の久保山霊堂がある。
概要[ソースを編集]
1874年(明治7年)、大聖院、林光寺、常清寺の3寺の土地が主になって造られた。横浜市営部分の面積は126,000平方メートル、14,000区画に及ぶ。

埋葬されている著名人[ソースを編集]

この節の加筆が望まれています。
• 有馬四郎助 – 刑務官・社会事業家
• 原富太郎 – 実業家、三溪園を造園
• 美澤進 – 教育者、横浜商法学校(現・横浜市立横浜商業高等学校)初代校長
• 宮川香山 – 陶芸家、横浜焼の創始者
• 村岡花子 – 翻訳家・児童文学者、『赤毛のアン』を翻訳
• 森川信 – 俳優
• 山城屋和助 – 奇兵隊隊士、のちの陸軍省御用商人
• 吉田勘兵衛 – 材木商、吉田新田を開墾
• 吉田健一 – 英文学者、吉田茂の長男[2]
• 吉田健三 – 実業家、吉田茂の養父
• 吉田幸兵衛 – 生糸売込商
• 吉田茂 – 政治家、元内閣総理大臣、2011年に青山霊園から久保山墓地へ改葬[3]
• 小此木彦三郎 – 政治家
• 若羽黒朋明 – 元大関
• 日下部金兵衛 -明治期の写真師
施設[ソースを編集]
横浜市久保山斎場
横浜市が運営する公営火葬場)
横浜市久保山霊堂
横浜市が運営する葬儀式場。ロッカー形式の保管庫に遺骨を一時預けることができる
その他の施設
• 官修墓地 – 戊辰戦争で負傷し、野毛山修文館の軍陣病院で死亡した兵士の墓地
• 横浜市大震火災横死者合葬之墓 – 関東大震災により死亡した無縁者3,300人の合葬墓
• 関東大震災殉難朝鮮人慰霊之碑
所在地・交通[ソースを編集]
• 久保山墓地 – 神奈川県横浜市西区元久保町3-24
• 久保山斎場 – 神奈川県横浜市西区元久保町3-1
• 久保山霊堂 – 神奈川県横浜市西区元久保町1-1
◦ 黄金町駅か保土ケ谷駅東口から、横浜市営バス32系統「久保山霊堂前」下車。

◆3つの特徴(安心 格安 便利)

・20年以上の歴史

お墓の撤去業者をお探しの方へ。私たちは20年以上の豊富な実績を誇る、信頼と安心の提供をモットーにしています。当社はお客様のニーズに合わせた柔軟な対応を心掛け、確かな技術と経験を持ったスタッフが常に最善のサービスをご提供いたします。

私たちのサービスの特長は、まず第一に安全です。お墓の撤去は専門的な技術と注意が必要であり、私たちはそれを常に最優先に考えています。確かな技術と経験豊富なスタッフが、お墓の状況に応じて最適な手法で作業を行います。また、環境にも配慮し、作業中に発生するごみや残留物の処理も適切に行います。

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私たちはお客様のプライバシーを尊重し、個人情報の取り扱いには細心の注意を払っています。安心してご相談いただける環境を提供し、信頼関係を築くことを大切にしています。

技術的な面においても、私たちは業界トップクラスの装備と設備を整えており、迅速かつ効率的な作業を実現しています。お墓の特性や立地に応じて適切な機材を使用し、最小限の影響で作業を完了させることができます。これにより、周囲への迷惑や不快感を最小限に抑えつつ、迅速なお墓の撤去を実現します。

地域社会への貢献も忘れず、私たちは地元の規制や法令を遵守し、周囲の方々と良好な関係を築いています。地域密着型のサービスを提供することで、地域社会からの信頼を得ています。

最後に、私たちは常に改善を目指しています。お客様の声に耳を傾け、より良いサービスを提供するための努力を惜しまないことをお約束します。技術の進化や業界のトレンドにも敏感に対応し、常に最良のサービスをご提供できるよう努めています。

お墓の撤去に関するご相談やご質問がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。経験豊富なスタッフが親身に対応し、最良の解決策をご提案させていただきます。私たちはお客様の信頼にお応えし、満足していただけるサービスを提供することを使命としています。

・料金後払い

作業完了後に支払いをご案内しております。私たちはお客様の満足度を最優先にし、信頼関係を築くことを大切にしています。

・対面打ち合わせ可能

ご契約前の対面打ち合わせをすることによりお客様のニーズやご要望を直接お伺いすることができます。これにより、より具体的で確かなサービス提供が可能となります。また、お客様にとっても実際の担当者と顔を合わせることで安心感が増し、信頼関係が築きやすくなります。さらに、対面での打ち合わせでは、お客様の疑問や不安に直接対応し、細かな説明やアドバイスを提供することができます。

POINT

このような、対面打ち合わせによって、より良いコミュニケーションと共に、お客様との信頼を深め、最終的に満足度の高いサービス提供に努めております。

サービス内容と料金

  • お墓の撤去 9.9万円~

    墓石・カロート・土台の解体、墓誌・灯篭・植栽の撤去を行い墓地を更地にいたします。撤去料金は墓石の大きさはもちろん、土台、カロートの大きさ、基礎コンクリートの有無、工事環境(駐車場からの墓地の距離・通路の幅・通路の舗装・階段や坂の有無・隣の墓石との距離等)によって算出します。工期は2日から4日程度

  • お寺の離檀代行 6万円/12万円/18万円

    6万円:離檀サポート(お寺が離檀に対して了承済みで弊社が墓じまいの窓口として手続きを行う)

    12万円:離檀代行(お寺へ墓じまいの報告・交渉など一切の手続きを行う)

    18万円:離檀トラブル代行(お客様が墓じまいを伝えたところ離檀料や改葬においてトラブルが発生しているところからの離檀代行)

  • 改葬の行政手続き代行 3万円

    書類を取り寄せるところから、改葬の手続きに伴う手続き全般をサポートいたします。

  • 遺骨の永代供養 3万円~6万円

    弊社提携の永代供養先の紹介および樹木葬や散骨についてのサービスをご提案いたします。

  • 閉眼供養・各種法要のお坊さん手配 3万円/5万円

    遠方に住む家族やお忙しいご遺族の代わりに、専門のお坊さんが心を込めて供養を行います。異なる宗派や異なる形式での供養も可能で、お客様のご希望に合わせて柔軟に対応いたします。

  • 仏壇仏具の供養処分 3万円/6万円/9万円

    使用済みの仏壇や仏具を尊重し、適切な形で供養します。遺品整理や家財整理の際に安心してご利用いただけます。仏壇のサイズや重さが大きいほど、撤去に必要な作業時間や人員、使用する機材(例えばクレーンや特殊な運搬器具)が増えるため、料金は高くなります。

    • 小型仏壇(幅約30cm以下):作業員1名で持ち運べる大きさ 料金: 30,000円
    • 中型仏壇(幅約50cm〜80cm):作業員2名での作業 料金: 60,000円
    • 大型仏壇(幅80cm以上):作業員2~3名によりクレーンや特殊運搬機材を要する作業 料金: 90,000円

墓じまいの流れ

墓じまいの流れ

  1. 計画と準備
  2. 家族との相談

    墓じまいの理由を共有(例:移転、維持管理の困難、無縁仏になる前に)。
    今後の供養方法(新しい墓地、納骨堂、散骨など)について話し合う。

    必要書類の確認

    墓地の管理者に問い合わせ、必要な書類(申請書、承諾書など)を確認。
    故人の戸籍謄本や住民票の準備。

  3. 管理者への連絡
  4. 申請

    事前に墓じまいの意向を正式に管理者に伝え、必要な手続きを開始します。
    申請書や必要書類を提出し、受理されたら手続きが進みます。

    手続きの確認

    手数料や費用、作業日程についての詳細を確認。
    墓じまいの際に必要な宗教的儀式(僧侶の手配など)についても考慮。

  5. 遺骨の取り出し
  6. 立会いの準備

    家族や親しい人々と取り出しの日を設定し、出席を確認します。
    当日の服装や持ち物を決め、必要な道具(手袋、遺骨入れなど)を用意。

    取り出し作業

    当日は、管理者や宗教者と共に墓に訪問します。
    墓石を取り外し、遺骨を丁寧に取り出します。この際、土や石の中に残る遺骨片にも注意を払います。

  7. 遺骨の移動先の手配
  8. 新しい墓地の選定

    家族の意向に基づいて新しい墓地を選び、現地を見学します。
    利便性や維持管理の容易さ、費用なども考慮。

    手続きの実施

    新しい墓地の申込書を記入し、必要な書類(身分証明書、故人の戸籍謄本など)を添付。
    墓地の管理者と契約を結び、使用許可を受けます。

  9. 納骨
  10. 納骨式の実施

    新しい墓地での納骨式の日程を決め、家族や友人を招待します。
    儀式の内容(読経、献花など)を確認し、宗教者を手配。

    納骨の手続き

    納骨の際は、遺骨を丁寧に納め、家族で故人を偲ぶ時間を持ちます。

  11. 元の墓地の整理
  12. 墓石の撤去

    管理者と相談し、撤去の日程を設定。
    撤去の際に発生する費用(運搬、処分など)を確認。

    土地の返還

    管理者に対して土地の返還手続きを行います。必要な書類を提出し、完了の確認を受けます。

  13. お礼と報告
  14. 管理者へのお礼

    手続きが終了した際に、管理者や関係者にお礼を伝えます。

    家族や親戚への報告

    手続きが無事完了したことを家族や親戚に報告し、感謝の気持ちを伝えます。

注意点

  • 法律や地域の規則に従う
    地域ごとに墓じまいに関する法律や規則が異なるため、事前に詳細を確認。
  • 費用の確認
    墓じまい、遺骨移動、新しい墓地の使用料など、全体の費用を見積もり、予算を立てる。
  • 心の準備
    故人との別れを意識し、家族全員が心の整理をすることが重要です。

専門家の相談

  • 墓じまい業者への相談
    手続きに不安がある場合、専門家に相談することを検討します。
POINT

これらの手順をしっかりと踏むことで、円滑に墓じまいを進めることができます。具体的な地域や宗教による違いも考慮し、慎重に進めることが大切です。

永代供養先について

墓じまいを行う際の永代供養先として、以下の3つの選択肢について詳しく説明します。

  1. 合祀(ごうし)
    * 概要: 合祀とは、複数の遺骨を一つの墓にまとめて埋葬する方法です。主に共同墓地や霊園に設置された合祀墓で行われます。
    * 特徴:
    - 費用の抑制: 合祀は個別の墓を持つよりも費用が安く抑えられます。
    - 管理の容易さ: 合祀墓は管理が一括されており、維持費用の負担が軽減されます。
    - 法要の実施: 合祀墓は定期的に法要が行われる場合が多く、故人を供養する機会があります。
    * 注意点:
    - 個別の供養が難しい: 合祀後は、個別の場所を特定することができなくなるため、個々の供養が難しくなります。
    - 合祀のタイミング: 合祀するタイミングや条件は霊園や寺院によって異なるため、事前に確認が必要です。
  2. 海洋散骨
    * 概要: 海洋散骨は、遺骨を海に散骨する方法です。近年、自然志向の供養方法として人気があります。
    * 特徴:
    - 自然回帰: 遺骨が海に還ることで、自然の一部となることができます。
    - 自由な供養方法: 散骨する場所や時期を選ぶことができ、自分らしい供養が可能です。
    - 特別な儀式: 散骨の際には、家族や友人が集まり、故人を偲ぶ儀式を行うことが一般的です。
    * 注意点:
    - 法律や規制: 散骨には法律や地域の規制があるため、事前に確認が必要です。許可された場所で行う必要があります。
    - 遺族の同意: 散骨を行うには、遺族全員の同意が必要です。
    - 個別性の欠如: 散骨後、故人の具体的な場所を特定することはできません。
  3. 樹木葬(じゅもくそう)
    * 概要: 樹木葬は、遺骨を樹木の根元に埋葬し、成長する樹木を通じて故人を偲ぶ方法です。
    * 特徴:
    - 自然との調和: 樹木が成長することで、故人が自然と共に生き続ける感覚を得られます。
    - 環境への配慮: 環境に優しい供養方法として注目されています。
    - 個別の墓標: 樹木の成長を墓標として用いるため、個別性があります。
    * 注意点:
    - 管理の必要性: 樹木の成長を維持するための管理が必要です。
    - 供養の方法: 故人を偲ぶための儀式や供養の仕方は、個々の樹木葬の場所により異なります。
    - 場所の選定: 樹木葬が行われる霊園や場所は限られているため、事前に調査が必要です。
まとめ

墓じまいの際には、合祀、海洋散骨、樹木葬それぞれに特徴や注意点があります。選択肢を考慮し、故人をどのように供養したいかを家族で話し合い、慎重に決定することが重要です。具体的な条件や費用については、各供養先の管理者や専門家に相談することをお勧めします。

  • 寺院3万円~
  • 霊園10万円〜
  • 樹木葬8万円〜
  • 散骨3万円~
  • 納骨堂10万円〜
  • 公共墓地6万円〜

墓じまいにかかる概算見積

  1. お寺への離檀料、管理費の滞納金、各種法要代の支払い
    * 離檀料:
    - 説明: お寺から墓地を離れる際に支払う料金。寺院によって金額は異なるが、数万円から数十万円程度が一般的。
    - 内容: 離檀料は、管理者が定めるルールに基づいて決まります。
    * 管理費の滞納金:
    - 説明: 過去に未納の管理費がある場合、その清算が必要。
    - 内容: 管理費は年間で決まっているため、滞納分の支払いを含めた金額が必要。
    * 各種法要代の支払い:
    - 説明: 墓じまいに伴う法要(読経、供養など)の費用。
    - 内容: 法要を行う場合、僧侶へのお布施やお車代などが発生します。これも数万円程度。
  2. お墓の撤去料
    * 説明: 墓石や周辺設備を撤去するための費用。
    * 内容:
    - 撤去作業費用: 墓石の運搬、撤去作業にかかる人件費や機材費。
    - 処分費用: 撤去した墓石の処分にかかる費用。これも数万円から十数万円程度。
    - 合計: お墓の規模によりますが、30万円から100万円程度が一般的です。
  3. 遺骨の納骨料
    * 説明: 新たな墓地に遺骨を納めるための費用。
    * 内容:
    - 納骨料: 新しい墓地や納骨堂への納骨にかかる費用。霊園や施設によって異なるが、5万円から30万円程度が一般的。
    - 儀式費用: 納骨式を行う場合の僧侶へのお布施やその他の儀式に伴う費用。これも数万〜数十万円程度。
  4. 永代供養
    * 説明: 永代供養とは、故人の遺骨を永続的に供養するために支払う費用。
    * 内容:
    - 永代供養料: 多くの霊園や寺院が提供するサービスで、通常は数十万円から100万円以上の範囲。
    - 内容: 永代供養には、定期的な法要、管理、維持が含まれ、個別の墓を持たない形の供養が一般的。

概算費用の例

  • お寺への離檀料: 10万円~数百万円になることも
  • 管理費の滞納金: 5万円~
  • 行政手続き: 3万円
  • 法要代: 3万円~
  • お墓の撤去料: 30万円~
  • 遺骨の納骨料: 5万円~
  • 永代供養: 30万円~(合祀墓・海洋散骨・樹木葬・納骨堂ほか)

注意点

  • 地域や施設による差: 各費用は地域や施設によって大きく異なるため、具体的な見積もりは現地で確認が必要です。
  • 追加費用: 予想外の追加費用が発生する場合もあるため、余裕を持った予算設定をお勧めします。

墓じまいに必要な手続きや書類について

  1. 離檀届
    * 概要: お寺から墓地を離れる際に提出する書類です。
    * 内容:
    - 提出先: お寺の管理者や宗教法人。
    - 必要事項:
    -- 申請者の氏名、住所、連絡先。
    -- 故人の名前、生年月日、死亡日。
    -- 離檀の理由。
    - 添付書類: 故人の戸籍謄本や、離檀に関する管理者の承諾書が求められることもあります。
  2. 改葬申請書
    * 概要: 遺骨を新たな墓地に移すために提出する申請書。
    * 内容:
    - 提出先: 変更先の霊園や寺院。
    - 必要事項:
    -- 申請者の情報。
    -- 故人の情報(名前、死亡日、旧墓地の場所)。
    -- 新しい埋葬地の情報。
    - 添付書類: 離檀届の写しや、改葬を受け入れる新しい墓地の合意書。
  3. 改葬許可証
    * 概要: 改葬が許可されたことを証明する書類。
    * 内容:
    - 取得先: 旧墓地の管理者や市区町村の役所。
    - 発行手続き: 改葬申請書を提出し、必要な書類を確認された後に発行されます。
    - 必要事項:
    -- 故人の名前、旧墓地の情報、新しい埋葬地の情報。
  4. 改葬受入証
    * 概要: 新しい墓地で受け入れが確認されたことを示す書類。
    * 内容:
    - 取得先: 新しい墓地の管理者。
    - 必要事項:
    -- 申請者の情報。
    -- 故人の情報(名前、死亡日)。
    -- 受入れる墓地の情報。
  5. 埋葬許可書
    * 概要: 遺骨を埋葬する際に必要な許可書。
    * 内容:
    - 取得先: 市区町村の役所。
    - 発行手続き: 死亡届に基づいて発行されることが一般的です。
    - 必要事項:
    -- 故人の氏名、死亡日、埋葬地の情報。

手続きの流れ

  1. 離檀届の提出: お寺に提出し、承認を得る。
  2. 改葬申請書の提出: 新しい墓地に提出し、受け入れの確認を得る。
  3. 改葬許可証の取得: 旧墓地の管理者や役所から取得。
  4. 改葬受入証の取得: 新しい墓地の管理者から取得。
  5. 埋葬許可書の確認: 必要に応じて取得。

注意点

  • 各書類は、提出先によって異なる場合があるため、事前に必要な手続きや書類を確認することが重要です。
  • 役所や寺院によっては、手続きに時間がかかることがあるため、早めに行動することをお勧めします。
POINT

これらの書類をしっかりと揃え、手続きを進めることで、円滑に墓じまいを行うことができます。

墓じまいを行う際に後悔しないためのポイント

  1. 親族との話し合い
    * 重要性: 墓じまいは故人を偲ぶ大切な行為であり、家族や親族の意見を尊重することが不可欠です。
    * 具体的な進め方:
    - 全員の意見を聞く: 各家庭の事情や感情を理解するため、全員が参加する会議を開くことが大切です。
    - 供養の方向性を決める: 墓じまい後の供養方法(新しい墓地、納骨堂、散骨など)についても意見を交わし、合意を得ることが重要です。
    - 感情の整理: 故人に対する思いを共有し、感情的なトラブルを避けることができます。
  2. お寺に伝える前に業者に相談
    * 重要性: お寺に連絡する前に専門家のアドバイスを受けることで、円滑に進められます。
    * 具体的な進め方:
    - 事前相談: 離檀に関する手続きや費用について、専門の業者に相談し、具体的な見積もりを得る。
    - 交渉のサポート: 業者は寺院との交渉に慣れているため、適正な離檀料の確認や交渉をサポートしてくれます。
    -トラブル防止: 離檀の流れや注意点を事前に把握することで、予期せぬトラブルを避けることができます。
  3. 永代供養先の選定(海洋散骨・合祀墓・樹木葬・納骨堂など)
    * 重要性: 永代供養の選択は、故人をどのように供養したいかを反映する重要な決定です。
    * 具体的な選定ポイント:
    - 各供養方法の理解:
    -- * 合祀墓: 他の遺骨と共に埋葬される。費用が安く、管理が容易。
    -- * 海洋散骨: 自然回帰を重視する場合に選択。特別な儀式を行うことができる。
    -- * 樹木葬: 自然と調和した供養方法。環境への配慮がある。
    -- * 納骨堂: 建物内で安置され、管理がしっかりしている。
    - 費用と条件の確認: 各選択肢の費用や条件を比較し、自分たちの希望や予算に合った方法を選ぶ。
    - 管理・供養の継続性: 選んだ供養方法が将来にわたって継続できるかどうかも考慮することが大切です。
まとめ

これらのポイントをしっかりと考慮し、準備を進めることで、墓じまいを行う際に後悔しない選択ができるでしょう。家族全員が納得できる形で、故人を偲ぶことができるように努めることが大切です。

墓じまいにおけるお寺とのトラブルや、離檀代行の利用について

  1. お寺は離れる檀家に厳しい
    * 厳しい対応の理由:
    - 伝統と慣習: 多くの寺院では檀家との関係が長期的なものであり、離檀はその関係を断つことになります。このため、寺院側は感情的に反発することがあります。
    - 経済的影響: 寺院にとって、檀家からの寄付や管理費は重要な収入源です。檀家が離れることで収入が減少するため、寺院が厳しい態度をとることがある。
    * トラブルの具体例:
    - 高額な離檀料: 例えば、離檀料として1000万円を請求されることがある。このような高額請求は、檀家にとって大きな負担となります。
    - 法要や供養の拒否: 離檀を決めた檀家に対して、法要や供養の実施を拒否する寺院も存在し、これがさらなるトラブルを引き起こすことがあります。
    - 口コミや評判への影響: 離檀を希望する檀家が、寺院との関係を悪化させることで、周囲に悪評が広がることもあります。
  2. 離檀代行の利用
    * 離檀代行サービスの概要:
    - サービス内容: 離檀を希望する檀家に代わって、寺院との交渉や手続きを行う専門業者。法律的なアドバイスも提供する場合があります。
    - メリット: 知識がない檀家が直面するトラブルを回避し、スムーズに手続きを進める手助けをします。
    * 具体的なサポート内容:
    - 交渉: 離檀料の交渉や支払い条件の調整を代行し、適正な価格での離檀を目指します。
    - 必要書類の準備: 離檀に必要な書類(離檀届、改葬申請書など)の作成や提出をサポートします。
    - 法的サポート: トラブルが発生した際に、法律的な支援を受けられる場合があります。
  3. トラブルを避けるためのポイント
    * 事前の調査: 離檀を決意する前に、寺院の方針や過去のトラブル事例を調べ、理解しておくことが重要です。
    * 専門家への相談: 離檀に関する法律や手続きについて、専門家や離檀代行業者に相談することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
    * 文書化: 交渉や合意は必ず文書で残すことで、後々のトラブルを防ぎます。
まとめ

お寺とのトラブルは、感情的な要素や経済的な理由から発生しやすいです。離檀代行サービスを利用することで、スムーズな手続きが可能になり、トラブルを避ける手助けとなります。事前の準備と専門家のサポートを活用し、円満な解決を目指すことが大切です。

墓じまいについてのQ&A

  • Q1: 墓守とは誰のこと?
    * A: 墓守は、故人の遺骨や墓地を管理・供養する役割を持つ人です。一般的には、故人の親族や近親者が墓守を務めます。ただし、家族がいない場合や遠方に住んでいる場合は、信頼できる親戚や友人が引き受けることもあります。また、永代供養を選択した場合、霊園や寺院が供養を行います。
  • Q2: 一般的な離檀料はいくら?
    * A: 離檀料は寺院や地域によって異なりますが、一般的には数万円から100万円以上の範囲で設定されています。特に、寺院との関係や過去の寄付状況に応じて高額になることもありますので、事前に確認が必要です。
  • Q3: 永代供養の種類や費用は?
    * A: 永代供養にはいくつかの種類があります。
    - 合祀墓: 他の遺骨と一緒に埋葬される。費用は10万円から50万円程度。
    - 納骨堂: 建物内で遺骨を安置。費用は30万円から100万円程度。
    - 樹木葬: 樹木の根元に埋葬される方法。費用は30万円から80万円程度。
    * いずれの場合も、地域や施設によって異なるため、具体的な見積もりが必要です。
  • Q4: お墓の撤去工事の手順と費用は?
    * A: お墓の撤去工事は以下の手順で行います。
    1. 事前準備: 離檀届や改葬申請書を提出し、許可を得ます。
    2. 墓石の撤去: 専門業者が墓石を取り外します。この際、必要な機材や人員が必要。
    3. 遺骨の取り出し: 遺骨を丁寧に取り出し、新しい場所に納める準備をします。
    4. 土壌の処理: 撤去した場所の土壌を整理し、必要に応じて清掃します。
    * 費用: 撤去工事の費用は30万円から100万円程度が一般的ですが、墓石の大きさや撤去の難易度によって変動します。
まとめ

これらの情報を元に、墓じまいを進める際には十分な準備を行い、専門家に相談することをお勧めします。

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