スムーズに檀家を離れる方法!離檀の手順/費用相場/トラブル対処法


「お墓を永代供養に変えたい」
「代々続いてきたお墓を継承するのが難しくなった」
やむを得ない理由で、寺院の檀家を離れようと検討されている方も多いのでは?
檀家を離れることを“離檀”といい、離檀の際に寺院に渡すお布施のことを離檀料といいますが、最近ではそんな離檀料を巡るトラブルが増えてきています。
特に最近では、金銭的な問題や遠方での管理の難しさなどから先祖代々のお墓を維持することが難しくなり、墓じまいをするとともに離檀を検討される方も増えてきました。
離檀料を巡るトラブルに合わないためにも、どういった対応を取ればいいのでしょうか?

  • 離檀料の料金相場
  • 離檀の手順
  • 離檀のトラブル対処法
  • スムーズに離檀する方法

などをまとめていきますので、離檀をご検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

そもそも檀家とは?檀家制度の始まりを解説


そもそも檀家とは何か疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
檀家制度は宗教統制政策のひとつとして、江戸時代に定められた寺請制度に関連する制度です。
江戸時代当時は、必ずどこかの檀家に所属しなければいけないというルールがありました。
また、日本では先祖代々の宗派を変えることができなかったため、改宗は許されないというのが常識でもあったようです。
つまり、自分は宗教に入っていないと思っていても、お寺にお墓がある場合はどこかの檀家に所属しているということになります。
とはいうものの、憲法20条で「信教の自由」が保障されるようになり、この制度は廃止されました。
特に最近では宗教離れが進んでおり、檀家である必要性を感じていない人も増えてきています。
寄付を要求される、檀家料を支払わなければいけない、など檀家を続けるためには負担が大きいというのも原因として考えられるでしょう。
現在は檀家に必ず所属しなければいけないというルールがないため、離檀したり、他の寺院の檀家に変わったりすることに問題はないとされています。

離檀料の費用・料金相場


そもそも、離檀料はあくまでも“お布施”です。
上記でも説明した通り、現在では檀家を離れること自体自由だとされているため、寺院側には離檀料として具体的な金額を要求する権限はありません。
とはいうものの、最近では寺院から多額の離檀料を要求されたという話をよく聞きます。
費用相場の目安としては、地域や宗派、寺院などによってさまざまですが、一般的には法要1~3回分程度のお布施の額と同等であるとされており、最低でも1~3万円、最高でも30万円程度だとされています。
もしこれ以上の金額を提示された場合は、寺院の宗派の本山や行政書士などの専門家への相談を検討しておきましょう。

基本的な離檀の手順・進め方


一般的な離檀の手順をまとめていきます。

親族に相談・確認する

檀家を離れることを検討している場合は、まずは決断をする前に親族に相談してみましょう。
宗派に対してそこまで厳しいルールがない現代であればそこまで気にする必要はないかもしれませんが、先祖代々一族で寺院にお世話になっている場合は、離檀をすることをよく思わない親族がいるかもしれません。
親族がまだ檀家であるのに、何も知らせぬまま檀家をやめてしまうと後々親族間のトラブルになってしまう可能性もあります。

寺院に相談をする

檀家を離れるという決定的なことを言う前に、まずは一相談として寺院に話をしてみるといいでしょう。
会社で例えると、急に辞表を出す人はいないですよね。まずは辞意を伝えるのが常識とも言えます。
相談をする際は、以下のような内容を伝えるとスムーズに離檀を受けてもらえると思います。

  • 自宅が遠方のためお墓を別の場所に移したい
  • 跡を継げなくなったため永代供養に変更したい
  • 継承者が自分だけだが婚家の宗派に改修しなければいけない

こういった相談をせず、急に「離檀をしたい」と伝えると、寺院と揉めてしまう可能性があります。
相談のポイントは、先祖代々お世話になった寺院に対して、感謝の気持ちを込めて相談をすること。
「今までお世話になったので心苦しいのですが・・・」
「先祖代々お墓を守ってくださりありがとうございます」
というような一言を伝えると、寺院側も話を聞いてくれやすくなります。

書類を送付する

寺院によって異なりますが、離檀の旨を書類で提出してほしいと言われるケースもあるようです。
書式を渡されたのであればそちらに従い、書式は自由だといわれた場合は、下記の内容を記入しましょう。
表題:離檀届
①離檀の意志
②離檀の理由
③離檀の時期
④離檀届提出の日付・署名・捺印
離檀の理由は、会社などで提出する退職届と同様、「一身上の都合により」など簡単にまとめるだけでもOKです。

離檀料を支払わなければいけないという法律はない


檀家制度に契約書は存在しません。
つまり、法律で離檀料を支払わなければいけないという決まりがあるわけでもないということになります。
もしかすると寺院によって契約書が存在し、離檀料の記載があるなら話は別ですが、基本的に檀家制度は先祖代々受け継がれているもののため、正式な契約書などは存在しないのが一般的です。
離檀料とは、あくまでお布施として、“今までお世話になったお礼の気持ちとして”支払うものです。
特に自分はお世話になった覚えはないという方もいるかもしれませんが、先祖代々お墓を守ってくれたのは寺院であるということに変わりはありません。
また、離檀をする場合は墓じまいと改葬が必要となります。
改葬に当たっての書類の手配が必要になりますが、その際、少なからず寺院側に手間をかけることにもなりますし、スムーズに・なおかつ上手に離檀をするには、やはり相場程度の離檀料は支払うべきと考えておくといいでしょう。

離檀料に関するトラブルの事例と対処法


離檀料に関するトラブルでよくある事例は下記のようなものです。

  • 高額の離檀料を要求される
  • 値下げや請求の取り下げに応じてくれない
  • 遺骨の移動に必要な書類の発行に応じてくれない

檀家離れが続く現代、経営が成り立たず経済的に大変な寺院が増えており、特に離檀を防ぐために多額の離檀料を要求するというケースが多くなってきています。
その金額が相場であれば特にトラブルにならずに済むのですが、離檀の相談をする際に寺院側の腹を立ててしまい、高額の離檀料を要求されるようなことがあります。
数百万円から数千万円単位の離檀料を要求される場合は、不当な金額だと認識していいでしょう。
もし、このような高額な金額を請求されてしまった場合、支払えないという旨を寺院側にはしっかり伝えてください。
基本的には離檀料を支払わなければいけないという法律はないため、まずはその旨を丁寧に寺院側に相談してみましょう。
こちらが真剣に話し合いをしようとしても寺院側が交渉に応じてくれない場合は、行政書士などの専門家に相談するのもひとつの方法です。
行政書士を間に立て減額などの交渉をすることで、事態は丸く収まりスムーズに離檀が可能になるケースもあります。
とはいうものの、専門家に相談する場合は、それ相応の費用がかかってしまいます。
もしそういった費用面が心配な場合は、寺院の宗派の本山に相談するというのもいいでしょう。
各宗派の本山では、寺院側が檀家に離檀料を要求することを認めていません。
本山に相談すれば、直接寺院に指導が行くことがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

また、その他のトラブルの事例や対処法については、下記の記事で詳しく説明しています。
気になる方はぜひ一読ください。

 

スムーズに離檀する方法


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