宗教や宗派によってお供えする花の種類が違う?
お墓参りに持って行くものとして、お供えの花がすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。
実はその供花は、宗派や宗教によって基本的な花の種類が違います。
もしも家族や友人がキリスト教式のお墓を作った場合などに戸惑わずに対応できるよう、ここで詳しくご紹介していきます。
■お花をお供えする意味とは
仏教では、六波羅蜜の1つである「忍辱」の修行としてお花を供えるという意味と、供養する人の心を清めて「智慧」を育てるという意味があります。
またその他に、極楽浄土をイメージして美しい花を供えて仏さまをお飾りするという意味や、切り花が枯れていく様子から、命の儚さや尊さを学ぶという意味などがあります。
神道では、榊を使うことが基本です。
木に神と書く榊は、神様とのつながりが深いことを表しており、空間の邪気を払い清浄化するとされています。