お墓にお供えする花の意味は?造花はダメ?
お墓参りの際にお花を持って行くのは、みなさん当たり前にしていることです。
しかし、なぜお墓にお花をお供えするのでしょうか。そして、誰にお供えしているのでしょうか?
ここでは、意外に知られていない、お墓参りでお花をお供えする意味について詳しく見ていきましょう。
■お墓にお花を供える由来とは
お釈迦さまが仏さまになる前、「儒童梵士(じゅどうぼんし)」と呼ばれていた前世でのこと。
燃灯仏(ねんとうぶつ)という仏さまに会うことができた儒童梵士は、何かご供養したいと考えました。たまたま近くで花を売っていたので、花売りから青蓮華(しょうれんげ)という花を買ってご供養したのが、仏壇やお墓にお花を供えることになった由来とされており、このことはお経にも記されています。