墓じまいアドバイザー 鈴木 心

墓参り

供花は宗派や宗教によって種類が違う?

お墓参りと言えば、持って行くものとしてお供えの花がすぐに浮かぶのではないでしょうか。そのお供えのお花は、宗派や宗教によって基本的な花の種類が変わってきます。もしも家族や友人がキリスト教式のお墓を作った場合などに、戸惑わずに対応できるよう、ここで詳しくご紹介していきます。■お花をお供えする意味とは仏教では、六波羅蜜の1つである「忍辱」の修行としてお花を供えるという意味と、供養する人の心を清めて「智慧」を育てるという意味があります。またその他に、極楽浄土をイメージして美しい花を供えて仏さまをお飾りするという意味や、切り花が枯れていく様子から、命の儚さや尊さを学ぶという意味などがあります。神道では、榊を使うことが基本です。榊は木に神と書かれる榊は、神様とのつながりが深いことを表しており、空間の邪気を払い、清浄化するとされています。キリスト教の場合、お彼岸やお盆などにお墓参りをするという習慣がありません。亡くなるということは、神様から与えたられた永遠の安息にいるので、供養の必要はないという考えからです。そのためお墓参りは供養ではなく、故人に対する敬意を払う行為となります。お供えの花というよりも、安らぎを与えられるように献花としてお墓に供えられ、故人との告別や敬意を表すという意味になります。■仏教の場合のお供えの花の種類とマナー
永代供養

墓じまいの手続きと流れ

少子化や核家族化、高齢化などによって、お墓の後継者がいないなど、墓じまいを考える人が増えています。最近よく耳にするこの墓じまいという言葉ですが、実際のところ、どのようなことをするのでしょうか。これから身近になる可能性の高い墓じまいについて、...
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お墓参りに行く場合の持ち物まとめ

子どもの頃から家族で当たり前のように行っていたお墓参りですが、いざ大人になってからお墓参りに行く場合、何を持っていけばいいか不安になってしまうこともあるのではないでしょうか。身内のお墓参りならまだしも、友人知人や、配偶者の親族のお墓参りの場合は、必要な道具などをきちんと準備して万全の態勢で行きたいものです。ここでは、お墓参りに必要な持ち物、あると便利なもの、お墓参りにタブーなものなどについて詳しくご紹介していきます。■お墓参りの持ち物〇お参りに必要なものお線香バラさず束のまま持っていきます。ろうそく
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お墓参りのマナーや手順とは

お墓参りにもマナーがあることをご存知でしょうか。お墓参りをする機会は誰にでもあるでしょうが、日常的にお墓参りをしているという人は少なくなっています。その中で、正しいマナーを知っている!と自信を持って言える人は多くないのではないでしょうか。お墓参りを正しく行って、きちんとご先祖様を供養することはとても大切です。ここでは、お墓参りの正しいマナーや手順についてご紹介していきます。■お墓参りのマナーとは〇お墓参りに行く時期は基本的にはいつ行っても構いません。人生の節目に、報告を兼ねてお参りをしたり、日常的にお墓参りに行く人もいますが、最近ではあまり地元を離れている人も多く、お参りになかなか行けない人が増えています。春のお彼岸・お盆・秋のお彼岸・お正月の他に、故人の命日・祥月命日・年忌法要の時期にお参りをするのが一般的となっています。お盆の場合、初日である13日の午前中~昼間のうちにご先祖様をお迎えに行き、16日の夕方に、ご先祖様をあの世にお送りするため、最低でも2回はお墓参りをします。
お彼岸

お彼岸とお盆の違いについて

春にお彼岸があり、夏にお盆、そして秋にはお彼岸がやってきます。どちらもお墓参りに行く・・・ということはわかっていても、短期間に同じような行事が続くので、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、お彼岸とお盆の違いについて詳しく見ていきましょう。■お彼岸とは?〇お彼岸の意味と由来「お彼岸」とはサンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)の意訳である「到彼岸」が語源となっています。彼岸は悩みから解放された悟りの世界・あの世のことを表し、私たちがいるこの世は此岸と言い表されます。
お彼岸

お彼岸に供えるのは?おはぎとぼたもちの違い?

春と秋のお彼岸は、昔からご先祖様を供養する期間とされています。お墓参りやお寺、親戚や知人の家にお参りに行く時には、お供えをもって訪問します。しかし、お供え物は何がいいのでしょう?相場や、のしは必要なのかどうか?ここでは、お供え物に関することを詳しくご紹介していきます。お彼岸にお供えされる代表的なものとして、おはぎとぼたもちがあります。このおはいとぼたもちの違いについても見てみましょう。
お彼岸

お彼岸はいつからいつまでをさしているのか?

お彼岸という言葉は聞いたことがあっても、意外といつのことなのかよくわからない方もいるのではないでしょうか。お盆の場合は、仕事が休みになるなど身近に感じられますが、お彼岸のお参りはいつからいつまでで、どのような意味があるのでしょう。今回はお彼岸の時期や期間、また意味などについて詳しく見てみましょう。■お彼岸の時期と期間〇お彼岸の時期と呼び方お彼岸は、日本人の生活文化から生まれた暦日である、雑節の1つです。雑節は、中国から伝わった暦日で1年間を24等分にした二十四節気や、五節供とは異なるものです。年に2回、二十四節気である春分の日と秋分の日を中心とした、前後3日間の7日間のことを言います。春分の日を中心とした7日間のことを「春彼岸」と言い、秋分の日を中心とした7日間のことを「秋彼岸」と言います。お彼岸の初日のことは「彼岸の入り」と呼び、春分の日・秋分の日を「彼岸中日」、お彼岸の最終日のことを「彼岸の明け」と呼びます。国民の祝日を定める法律によると、春分の日は「自然を讃え、生物をいつくしむ日」、秋分の日は、「祖先を敬い、亡くなった人を忍ぶ日」と定められています。
お彼岸

お彼岸の意味や過ごし方とは

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、お彼岸は、季節の変わり目です。しかし、お彼岸の正しい迎え方や準備、意味などをきちんと知っている方は多くないのではないでしょうか。お彼岸の意味や由来、また、お彼岸の正しい迎え方と、準備などの過ごし方について詳しく見てみましょう。■お彼岸の意味と由来〇お彼岸とは?お彼岸とは、日本独自の仏教行事で、他の仏教国であるインドや中国にはありません。ご先祖様を供養して故人をしのび、日ごろの自分の行いを見つめ直す期間とされています。3月の春分の日と、9月の秋分の日をはさんで、前後3日間を合わせた7日間の、年2回あります。仏教が布教する以前から、日本では古来より農耕儀式や自然崇拝の考えによって、種をまく時期である春と、収穫の時期である秋には五穀豊穣や安全を願って、祖先や自然に感謝するという習慣がありました。
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お墓を移動する際にかかる費用とは

遠くにあったお墓を近くの場所に移動させたり、お墓を建て直したり、なかなかお墓を見ることができないために永代供養に移したり・・・これらをするためには、現在のお墓を閉じなくてはなりません。お墓の移動は正式には「改葬」と言い、様々な手続きが必要です。また、現在のお墓からご先祖様の魂を抜いてもらう儀式を行い、お墓を解体・撤去することを「閉眼供養」と言います。ここでは、改葬にかかる費用や閉眼供養の費用について詳しくご紹介していきます。■お墓の移動に際してかかる費用の相場石屋さんやお墓の大きさ、寺院によってさまざまですが、大まかな費用の相場は下記になります。
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お墓を移動するための閉眼供養での服装

近年、少子高齢化や核家族化によって、お墓を守る人がお墓の近くに住んでいない、お墓を守る人がいないなどの問題が増えています。そのため近くのお墓に移動したり、お墓を閉じたりと、閉眼供養を考える人が増えています。なかなか経験することのない閉眼供養...