墓じまいアドバイザー 鈴木 心

お役立ち情報

墓じまいの際、先祖代々の遺骨をどうするか

先祖代々続いてきたお墓でも、地元を離れてしまってなかなか手入れできないなど、さまざまな理由で墓を守ることができなくなり、仕方なく墓じまいを選択する人が増えてきています。 そこで一番取り扱いに悩んでしまうのが、「先祖代々の遺骨」です。何代も続いているお墓であればあるほど、お墓に納骨されている遺骨の数は多くなり、墓じまいの際に遺骨をどうしてよいのかわからなくなってしまいます。 ここでは、墓じまいの後の遺骨の処分方法として一般的とされている方法を詳しくご紹介していきます。 ■細かく粉骨する 遺骨は、そのまま捨てると法律に違反してしまいます。しかし、粉骨して撒くのは違法ではありません。どのような方法を選ぶにしても、まずは粉骨してコンパクトにすることが大切です。 〇自分で粉骨する
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上手な墓じまいのための業者選び

近年、さまざまな生活スタイルの変化から、お墓をきちんと見ることができないという理由で、故郷のお墓を撤去して、遺骨を手元供養や永代供養などに移す「墓じまい」をする人が増えてきています。 この墓じまいの際にお寺とうまく離檀できなかったなどで、離檀料を法外に請求されたりするなどのトラブルもよく聞かれます。 ここでは、上手に墓じまいして不要な費用がかからないようにするための、業者の選び方について詳しく見ていきましょう。 ■墓じまいの方法と流れ 墓じまいには、細かい手続きがあり、1人で全てこなすのはとても大変です。まずは墓じまいの方法と流れをご紹介します。
墓じまい

墓じまいした後の遺骨の行き先

墓じまいを検討したとき、まず考えなくてはならないのは、「納骨されていた遺骨をどうするか」という問題です。 先祖代々のお墓の場合は、たくさんの遺骨が納められていることもあり、例えば手元供養を・・と考えていても全て自宅で供養するのは難しくなって...
墓参り

供花は宗派や宗教によって種類が違う?

お墓参りと言えば、持って行くものとしてお供えの花がすぐに浮かぶのではないでしょうか。そのお供えのお花は、宗派や宗教によって基本的な花の種類が変わってきます。 もしも家族や友人がキリスト教式のお墓を作った場合などに、戸惑わずに対応できるよう、ここで詳しくご紹介していきます。 ■お花をお供えする意味とは 仏教では、六波羅蜜の1つである「忍辱」の修行としてお花を供えるという意味と、供養する人の心を清めて「智慧」を育てるという意味があります。 またその他に、極楽浄土をイメージして美しい花を供えて仏さまをお飾りするという意味や、切り花が枯れていく様子から、命の儚さや尊さを学ぶという意味などがあります。 神道では、榊を使うことが基本です。榊は木に神と書かれる榊は、神様とのつながりが深いことを表しており、空間の邪気を払い、清浄化するとされています。 キリスト教の場合、お彼岸やお盆などにお墓参りをするという習慣がありません。亡くなるということは、神様から与えたられた永遠の安息にいるので、供養の必要はないという考えからです。 そのためお墓参りは供養ではなく、故人に対する敬意を払う行為となります。お供えの花というよりも、安らぎを与えられるように献花としてお墓に供えられ、故人との告別や敬意を表すという意味になります。 ■仏教の場合のお供えの花の種類とマナー
永代供養

墓じまいの手続きと流れ

少子化や核家族化、高齢化などによって、お墓の後継者がいないなど、墓じまいを考える人が増えています。最近よく耳にするこの墓じまいという言葉ですが、実際のところ、どのようなことをするのでしょうか。 これから身近になる可能性の高い墓じまいについて...
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お墓参りに行く場合の持ち物まとめ

子どもの頃から家族で当たり前のように行っていたお墓参りですが、いざ大人になってからお墓参りに行く場合、何を持っていけばいいか不安になってしまうこともあるのではないでしょうか。 身内のお墓参りならまだしも、友人知人や、配偶者の親族のお墓参りの場合は、必要な道具などをきちんと準備して万全の態勢で行きたいものです。 ここでは、お墓参りに必要な持ち物、あると便利なもの、お墓参りにタブーなものなどについて詳しくご紹介していきます。 ■お墓参りの持ち物 〇お参りに必要なもの お線香 バラさず束のまま持っていきます。 ろうそく
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お墓参りのマナーや手順とは

お墓参りにもマナーがあることをご存知でしょうか。 お墓参りをする機会は誰にでもあるでしょうが、日常的にお墓参りをしているという人は少なくなっています。その中で、正しいマナーを知っている!と自信を持って言える人は多くないのではないでしょうか。 お墓参りを正しく行って、きちんとご先祖様を供養することはとても大切です。ここでは、お墓参りの正しいマナーや手順についてご紹介していきます。 ■お墓参りのマナーとは 〇お墓参りに行く時期は 基本的にはいつ行っても構いません。人生の節目に、報告を兼ねてお参りをしたり、日常的にお墓参りに行く人もいますが、最近ではあまり地元を離れている人も多く、お参りになかなか行けない人が増えています。 春のお彼岸・お盆・秋のお彼岸・お正月の他に、故人の命日・祥月命日・年忌法要の時期にお参りをするのが一般的となっています。 お盆の場合、初日である13日の午前中~昼間のうちにご先祖様をお迎えに行き、16日の夕方に、ご先祖様をあの世にお送りするため、最低でも2回はお墓参りをします。
お彼岸

お彼岸とお盆の違いについて

春にお彼岸があり、夏にお盆、そして秋にはお彼岸がやってきます。 どちらもお墓参りに行く・・・ということはわかっていても、短期間に同じような行事が続くので、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。 ここでは、お彼岸とお盆の違いについて詳しく見ていきましょう。 ■お彼岸とは? 〇お彼岸の意味と由来 「お彼岸」とはサンスクリット語のパーラミター(波羅蜜多)の意訳である「到彼岸」が語源となっています。彼岸は悩みから解放された悟りの世界・あの世のことを表し、私たちがいるこの世は此岸と言い表されます。
お彼岸

お彼岸に供えるのは?おはぎとぼたもちの違い?

春と秋のお彼岸は、昔からご先祖様を供養する期間とされています。お墓参りやお寺、親戚や知人の家にお参りに行く時には、お供えをもって訪問します。 しかし、お供え物は何がいいのでしょう?相場や、のしは必要なのかどうか? ここでは、お供え物に関することを詳しくご紹介していきます。お彼岸にお供えされる代表的なものとして、おはぎとぼたもちがあります。このおはいとぼたもちの違いについても見てみましょう。
お彼岸

お彼岸はいつからいつまでをさしているのか?

お彼岸という言葉は聞いたことがあっても、意外といつのことなのかよくわからない方もいるのではないでしょうか。 お盆の場合は、仕事が休みになるなど身近に感じられますが、お彼岸のお参りはいつからいつまでで、どのような意味があるのでしょう。 今回はお彼岸の時期や期間、また意味などについて詳しく見てみましょう。 ■お彼岸の時期と期間 〇お彼岸の時期と呼び方 お彼岸は、日本人の生活文化から生まれた暦日である、雑節の1つです。雑節は、中国から伝わった暦日で1年間を24等分にした二十四節気や、五節供とは異なるものです。 年に2回、二十四節気である春分の日と秋分の日を中心とした、前後3日間の7日間のことを言います。春分の日を中心とした7日間のことを「春彼岸」と言い、秋分の日を中心とした7日間のことを「秋彼岸」と言います。 お彼岸の初日のことは「彼岸の入り」と呼び、春分の日・秋分の日を「彼岸中日」、お彼岸の最終日のことを「彼岸の明け」と呼びます。 国民の祝日を定める法律によると、春分の日は「自然を讃え、生物をいつくしむ日」、秋分の日は、「祖先を敬い、亡くなった人を忍ぶ日」と定められています。