お墓

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宗教や宗派によってお供えする花の種類が違う?

お墓参りに持って行くものとして、お供えの花がすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。 実はその供花は、宗派や宗教によって基本的な花の種類が違います。 もしも家族や友人がキリスト教式のお墓を作った場合などに戸惑わずに対応できるよう、ここで詳しくご紹介していきます。 ■お花をお供えする意味とは 仏教では、六波羅蜜の1つである「忍辱」の修行としてお花を供えるという意味と、供養する人の心を清めて「智慧」を育てるという意味があります。 またその他に、極楽浄土をイメージして美しい花を供えて仏さまをお飾りするという意味や、切り花が枯れていく様子から、命の儚さや尊さを学ぶという意味などがあります。 神道では、榊を使うことが基本です。 木に神と書く榊は、神様とのつながりが深いことを表しており、空間の邪気を払い清浄化するとされています。
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お墓参りにふさわしい服装

お墓参りで気になる服装については、意外と分からないこともあり、どのような服装がいいか悩む方もいることでしょう。 今回はお墓参りの服装についてご紹介します。 ■普段のお墓参り お盆や帰省で行う一般的なお墓参りの服装は、特に決まりがなく普段着でも構いません。ただし、お墓という場も考え、派手な色の服は避けておきましょう。 さらに、墓地は厳粛な場所です。肌の露出が多い服装や、タンクトップ、サンダルなど、カジュアルすぎる服装もよくないので気をつけましょう。 またアクセサリーは、墓石に傷をつける原因となりますので、大きめの腕時計や長いネックレスははずしておくことをおすすめします。 ■掃除も兼ねてのお墓参り お掃除をする場合は意外と時間がかかります。水も使って掃除をしますので、動きやすい服装や濡れても良い服装を選びましょう。 また、水を使用するということで地面は滑りやすくなっていますので、その点もふまえ履物にも注意する必要があります。 また、夏の暑い日太陽の下で何時間も掃除をしていると熱中症になってしまいます。予防のために帽子をかぶって掃除をしてもかまいません。しかし、お参りをするときは脱ぐことを忘れないようにしましょう。 ■特別な日 法事や法要に合わせてお墓参りをする場合は、喪服や準喪服が望ましいです。 成人式やお正月、結婚など人生の節目に報告を兼ねてお墓参りをする場合は、そのときに合った服装でお参りをしてもマナー違反にはあたりません。 例えば、成人式の場合は晴れ着でお墓参りをすることも可能です。しかし、ファーの襟巻きなどは外しましょう。